ターゲットと売上拡大のために。女性起業家はビジネスのコラボで可能性を拡げよう!
講座でもよくお話するのが、起業した女性がビジネスを拡げていく際に、自分の商品・サービスだけにこだわったり、「自分に出来る事」だけを考えてしまうと視野が狭くなってしまい、ビジネスの可能性を自ら狭めてしまうという事です。
ターゲット視点でニーズを考え、そのニーズに合うサービスを提供するという順番で考えると、自然と視野の狭さも解消されるのですが、今回はターゲットを拡げ、売上を拡大するための「コラボ」について解説したいと思います。
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なぜ、コラボが重要なのか?
新しい価値を提供でき、その結果、競争に勝てる
例えば趣味のカメラを仕事にした女性起業家の場合、イベント撮影や出張フォト撮影サービス等で収入を得る方が多いですが、やっぱりライバルも多いので、競争は激しいですし、コンスタントに仕事を取るのは簡単ではありません。
でも、例えば、ボディージュエリーのサービスを行っている人とコラボして、マタニティフォトのサービスを実施したり、アルバムを可愛くデコレーションするサービスを実施している人と、デコレーションアルバム付きの家族の撮影会を実施する、空間コーディネートを出来る人と一緒に撮影セットを作って撮影会をするなど、色々な案が考えられます。
ライバルの多い部分で仕事を取り合うのではなく、他の人・異業種とコラボする事で新しい価値を生み出す事ができれば、競争相手が少ない状態で、新しいお客さんを開拓できます。
自分の本商品・サービスの集客にも繋がる
コラボ商品・サービスや、コラボイベントはお客様獲得のための新しい入り口となります。そこでお客様との信頼関係を作り、自信の商品・サービスの内容や価値を知ってもらう事ができれば、自分の本商品・サービスに誘導しやすくなります。
コラボで「しっかりした売上が上がる、収益性が高い」という事でも良いですが、その部分ではあえて収益性を求めず、本商品・サービスへの入り口にするという考え方も有りです。
コラボの条件はターゲット層が同じというだけで良い
他の人とのコラボを考える際は、自分の商品・サービスと合いそうな業種を考えるのも良いですが、それよりも「ターゲット層」が一致する業種や商品・サービスを考える方が良いです。
その方が柔軟な発想でコラボするパートナーを考えやすくなります。
講師の黒瀬の周りでも、例えば、耳つぼジュエリーをやっている女性が、ベビーダンスをやっている女性とコラボして「夫婦でSUNDAY」というイベントを共同開催している例もあります。
さっきのカメラマンの例だと、例えば、男性経営者をターゲットに「女性カメラマンの感性で女性に好感を持たれるイメージ写真を撮影するサービス」を実施する場合、同じく男性経営者をターゲットにしているマナー講師・喋り方の講師のような女性とコラボすれば良いわけです。
コラボする両者、もしくは複数がそれぞれメリットのあるように
もう一つ重要なのが、自分だけ得するような考え方ではいけないという事。
コラボする時点で、コラボ相手にも、新しいお客様へのアプローチができるというメリットがある訳ですが、それでもコラボの詳細を決める際に、ちゃんと自分の事だけではなく、相手のメリットについても考えるようにして下さい。
まずは、お客様へ提供する価値を最大限高めることを考えることが先ですが、サービスの提供者側がwin-winの考え方でコラボパートナーを組むことができれば、その関係は長く続くはずです。
コラボをするには信頼関係が大切
最後に、コラボを実施する際、コラボの提案をする際は、やはり信頼関係が大切です。
特に相手が女性起業家の場合は「ターゲットが同じだし、この方法ならお互いメリットがあるので一緒に組みましょう!」のようにビジネス面を全面に打ち出したアプローチは好まれない事が多いです。
商品・サービスに込めた想いの部分を共有し、共感し合える人とパートナーになりたいという方が多いので、まずは自分の商品・サービスや想いの部分をしっかり相手にも伝え、相手のサービスの事を知る努力をして下さい。
その上で、柔軟な発想で素敵なコラボ、今までに無かったコラボを生み出していって頂きたいなと思います(*^^*)