今後需要が増える!?ドッグシッター・ペットシッターの資格を活かした起業、ビジネスの拡げ方
ドッグシッター、ペットシッターというお仕事をご存知でしょうか?これはペットの飼い主の方が旅行、急な出張や仕事、病気やケガ等の理由でペットの世話ができない時に、代わりにペットのケアを行うというお仕事です。老犬、老猫等のケアを行うペット介護士とはまた別の資格で、散歩も含め、あくまでペットの日常的なお世話をするお仕事になります。
過去は動物病院やペットホテルに預けるというのが一般的でしたが、最近はペットシッターに依頼する人も増えてきていますし、全国的にペットも増加傾向なので、今後需要が増える分野として期待されています。
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ドッグシッター単体の資格もあるけど、取得するならペットシッター
まず資格についてですが、ドッグシッターもペットシッターも民間が発行する資格なので、業務を行う上で必須の国家資格のようなものではありません。ただし、ペットの世話を依頼するには信頼度が重要ですし、正しい知識と意識を持っているという事を示す意味でも、資格は持っていたほうが良いと思います。
また、ドッグシッター単体の資格講座もありますが、最近は、犬・猫だけでなく、ウサギやフェレット等、ペットの種類も多様化しているので、幅広い動物のケアが学べるペットシッターの資格を取得するのが良いと思います。
ドッグシッター・ペットシッターのモデル収入
訪問でのお世話のみ(1,500円〜2,000円)
1日4件×月15日稼働=90,000〜120,000円
散歩込みの犬のお世話(3,000円〜4,000円)
1日4件×月15日稼働=180,000〜240,000円
あえて犬に特化するなら、ドッグトレーナー(犬の訓練士)の資格、知識も
実際問題、ペットのお世話で圧倒的に依頼が多いのは犬、猫となります。散歩なども含めて考えると、やはり一番需要があるのは「犬」のお世話という事になりますね。
そういう意味であえて犬に特化(注力)してサービスを行うのは悪くない考え方だと思います。
その場合、他社との差別化の意味でドッグトレーナー(犬の訓練士)の資格・知識を持っておくのも良いと思います。後述の飼い主さんとの信頼関係を築くための接点、入り口としての講座にも役立ちます。
飼い主との接点を作ることが重要。犬のしつけ方講座などを開講
自分がペットの飼い主の立場なら、旅行で家を開けるからといって、よく知らない相手にペットのお世話を依頼するのはかなり抵抗があると思います。そういう意味で、ペットシッターとして幅広い層から依頼をうけたいなら、ペットの飼い主の方との接点を定期的に作り、信頼関係を構築していく必要があります。
接点作り、入り口作りの一つの方法として「ペットに関する講座」を実施する方法が考えられます。
・ドッグトレーナーが教える犬のしつけ方講座
・老犬、老猫の自宅ケアの方法
など、多くの人に需要があるテーマで講座を実施して有益な情報を提供することで、まずは参加者の方と信頼関係を作る。これが重要です。
他にも殺処分ゼロに関する活動をしている、犬・猫の里親会を定期開催している等の取り組みも信頼感に繋がります。
ペットのオーナーさん同士のコミュニティがあったりしますので、良い評判が立てば、クチコミからの集客も期待できると思います。
まとめ
ドッグシッター、ペットシッターの資格を取ること自体は簡単です。でも、ビジネスとして安定した収入を得ていくためには、集客面の工夫が重要となります。また、これから新たに資格を取得する事を検討している方は、今後需要が増えるペット介護士の資格も含めて検討するのが良いと思います。